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福井御幸店  TEL  0776-43-0930

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福井御幸店

福井県福井市御幸4丁目12‐1

電話 : 0776‐43‐0930

営業時間 

ランチ :11:00~14:00

ディナー:18:00~21:30

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ご予約のみの営業とさせて頂きます。 


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もし宜しければ、echizenkani@outlook.jpへのメールもしくは、店舗スマホ08037064113にショートメッセージをお願い申し上げます。

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越前町本店

福井県丹生郡越前町高佐16-19-2

電話 : 0778-39-1120
FAX : 0778-39-1923

営業時間 : 11:00~15:00


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「滝の川」トピックス

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2025/6/20

★今年度の越前がに料理

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接待にもお勧め日本料理
滝の川流とらふぐ料理
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「立ちの握り」に隠された哲学:会話から生まれる一貫の最適解

1. 越前の海とともに歩む「滝の川」の想い

福井県越前町。冬になれば、港にずらりと並ぶ越前がにの赤い景色が広がります。滝の川は、この地で長年、海とともに生きてきました。

当店が目指すのは、ただ新鮮な魚を出すことではありません。料理を通じて「お客様と一緒に体験を作る」ことです。その思いが形になったのが、今回ご紹介する「立ちの握り」です。

立ちの握りとは、椅子に座らず、職人とお客様が対面しながら、その場で握りの加減、シャリの温度、ワサビの量などを会話を通じて調整していくスタイル。一見すると寿司の一形態ですが、その背景には深い哲学と技術が宿っています。

2. 「立ちの握り」とは何か:職人と客の共作

一般的なお寿司屋では、職人が一方的に寿司を握り、お客様に提供するのが通常です。ですが滝の川の「立ちの握り」では、そこに"会話"という一つの工程が加わります。

ある日の出来事をご紹介しましょう。

仕事帰りの常連のお客様がふと言いました。

「今日は、少し疲れていて、あっさりした味がいいんですよ。」

そこで職人は、シャリをやや小ぶりにし、ワサビの量をほんの少し控えめに。口当たりを柔らかくするように手加減を変え、一貫を差し出しました。お客様は一口食べ、微笑みながら言います。

「今日の自分にぴったりの味です。」

この一言が、立ちの握りの真髄です。答えは一つではなく、その瞬間、そのお客様の状態に最も寄り添う一貫を目指すのです。

3. 握りに宿る対話:包丁よりも繊細な「間」の技

握る手の力加減は、ほんの数グラムの差でも味を変えます。職人はお客様の会話、目線、表情の変化を見逃しません。

「今日はシャリを少し温かめにしますね」

「ネタの厚みはこのくらいでいかがですか?」

と、都度細やかに確認を取りながら、その場で最適化していく。これが滝の川の立ちの握りの哲学です。

この技術は、単なる料理の腕とは違います。優れた耳と感性、そして互いを尊重する心が必要です。私たちが目指すのは、ただおいしい寿司ではなく、"会話に宿る味わい"なのです。

4. 越前がにの季節にこそ映える理由

越前がにが最盛期を迎える冬。港から届いたばかりの蟹は、身の締まりが抜群で、甘みが際立ちます。「立ちの握り」では、この蟹の繊細な風味を最大限に生かすことを心がけます。

例えば、茹でた蟹身をほぐして、ほんの少し柚子酢を効かせたシャリと合わせる。蟹の香りを邪魔しないよう、ワサビも控えめに。このバランスを見極めるには、蟹そのものの個体差やその日の天候、湿度まで考慮する必要があります。

「今日は風が強いから、少し乾燥してるね。」

そんな短いやり取りの中にも、料理を通じた感覚の共有があります。自然と人間が調和するこの瞬間こそが、滝の川の「立ちの握り」が最も輝くときです。

5. 寿司は会話で完成する料理

滝の川では、こう考えています。寿司は完成品として提供されるものではなく、お客様との対話を通して「完成していく料理」です。

これは、まるで茶道の一服にも似ています。亭主と客の距離が近く、互いの様子を見ながら最適な一服を差し出す。そこには"おもてなし"の原点があります。

「立ちの握り」も同じです。職人が一方的に味を決めるのではなく、お客様と一緒に"その日の味"を作り上げる。

たとえば、初めて来店された方には、まず軽めの白身魚をお出しします。その反応から好みを探り、「もっと力強い味が好きそうだ」と判断すれば次にコハダやマグロへ。反応が穏やかなら、旬の貝類や蟹身へと導きます。

この一連の流れは、言葉以上に"心の対話"なのです。

6. 若手職人へ受け継がれる感性の訓練

滝の川では、若手職人がこの「立ちの握り」の哲学を身につけるため、徹底した訓練を行っています。単に魚を捌く技術ではなく、お客様の様子を読む力を磨く。新人たちは毎日、先輩職人とともに立ち位置、会話の間、目線、手の動きを反復し学びます。

教えの中心にあるのは、「手と心はつながっている」という考えです。

たとえば、力を込めすぎるとシャリが固くなり、食感が失われる。焦りや緊張がそのまま味に出てしまうのです。だからこそ、職人自身の心を整えることが何より重要です。海のように穏やかで、自然の流れに逆らわず握ること。それが立ちの握りの基礎になります。

職人の成長には時間がかかります。技術だけでなく、お客様の心を読み取る感性を育てるには、何年もの経験が必要です。しかし、その過程で培われるのは、単なるスキルではありません。人と人との関係性を大切にする心、相手を思いやる姿勢、そして料理に対する真摯な向き合い方です。

7. 「立ちの握り」がもたらす新しい食体験

滝の川の「立ちの握り」は、単に形式が斬新なわけではありません。その本質は「お客様の満足度を最大化すること」にあります。最近では、県外からこの体験を目当てに訪れる方も増えています。

ある東京からのご夫婦はこう話してくれました。

「お寿司を食べに行ったというより、職人さんと一緒に一皿を作り上げた気分になりました。」

そう語る笑顔が、私たちにとって最高の報酬です。

また立ちの握りでは、お客様の体調や年齢に合わせて味を調整できるため、高齢の方にも喜ばれています。ワサビの量や塩分を控えめにしながら、素材本来の甘みを引き出す工夫も可能です。

お子様連れのご家族にも対応できます。お子様向けには、ワサビ抜きで少し甘めの味付けに。大人の方には、しっかりとした旨味を楽しんでいただく。同じテーブルで、それぞれに最適な一貫を提供できるのも、立ちの握りならではの魅力です。

8. 四季折々の素材と向き合う

越前の海は、季節ごとに異なる表情を見せます。春にはホタルイカや白エビ、夏には岩ガキや鯵、秋にはサバやイカ、そして冬には越前がに。それぞれの季節に旬を迎える魚介類は、その時期にしか味わえない特別なものです。

「立ちの握り」では、この旬の素材を最高の状態でお客様に届けることを大切にしています。朝、港で仕入れた魚は、その日のうちに最適な調理法で仕上げられます。職人は素材の状態を見極め、熟成させるもの、すぐに握るもの、炙って香りを立たせるものなど、一つひとつ判断していきます。

そして、お客様との会話の中で、「今日は脂の乗った魚がお好みですか?」「さっぱりした味わいはいかがでしょう?」と提案しながら、その日のベストな組み合わせを探っていく。この柔軟性こそが、立ちの握りの強みです。

9. 食を通して伝えたい「越前の心」

越前の海は、時に荒く、時に優しい。私たち料理人も自然の流れに学びながら、一つひとつの料理を通して"人と人とのつながり"を伝えたいと考えています。

「立ちの握り」でお伝えしたいのは、食の奥にある「生きた交流」です。

会話があり、味があり、表情がある。その一つ一つが積み重なって、滝の川の味になります。どれほど技術が進んでも、人の感情を感じ取る力だけは、機械には置き換えられません。

私たちは続けます。お客様と心を合わせ、最高の一貫を追い求めて。

地元の漁師さんとの信頼関係も、この料理を支える大切な要素です。何十年も続く付き合いの中で、「今日はこの魚がいい」「この時期ならこれ」と、職人と漁師が互いに理解し合っています。その信頼が、最高の素材を仕入れることにつながり、結果としてお客様の満足につながるのです。

10. 最後に:一貫に込める想い

立ちの握りを通して伝えたいのは、「食べる人と作る人が共に作る喜び」です。

一人ひとりの好みや気分に合わせ、今この瞬間にしか生まれない寿司を提供する。それはまるで、舞台のような一回限りの出会いです。

滝の川はこれからも、越前の旬を大切にしながら、会話の中に味を見つけ出していきます。お客様とともに"最高の一貫"を生み出していく。その哲学が、これからの私たちの原動力です。

料理は、ただ口に運ぶものではありません。その背景にある物語、作り手の想い、そして食べる人との関係性。すべてが一体となって、初めて本当の"ごちそう"になるのです。

滝の川の「立ちの握り」は、そんな食の本質を体現する試みです。ぜひ一度、この特別な体験を味わいにいらしてください。職人一同、心よりお待ちしております


 店舗情報

 福井御幸店

 住所: 福井県福井市御幸4丁目12-1
 電話: 0776-43-0930
 営業時間:

  • ランチ:11:00~14:00
  • ディナー:18:00~21:30(時間帯により変動あり)

 越前町本店

 住所: 福井県丹生郡越前町高佐16-19-2

 電話: 0778-39-1200

 FAX: 0778-39-1923

営業時間: 11:00~15:00

 お問い合わせ

echizenkani@outlook.jp

※ 本店・御幸店共通メールアドレス
※ 新型コロナウイルス感染症対策のため、完全予約制となっております ※ 繁忙期はお電話に出られない場合がございますので、メールでのお問い合わせもご利用ください


 日本一のかに料理と革新的な寿司の世界へ、ぜひお越しください!

「滝の川」一同、皆様のご来店を心よりお待ちしております 

福井御幸店

福井県福井市御幸4丁目12‐1

営業時間 : 17:00∼22:00   

電話:0776-43-0930

ランチ :11:00~14:00

ディナー:18:00~22:00

新型コロナウィルスの影響により

ご予約限定のみ営業

mail :  araya@echizenkani.com        

本店、御幸店アドレスは共通

越前町本店

福井県丹生郡越前町高佐16-19-2

営業時間:11:00~15:00

電話 : 0778-39-1120

FAX : 0778-39-1923

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ご予約限定のみ営業


mail :  araya@echizenkani.com        

本店、御幸店アドレスは共通

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